生焼けの砂肝と、
汚れたエアコンのパーツを揚げたものを食べる夢。
死ぬほど不味かった。
そのあと好きな人に電話を掛けてみたが、
ベロベロに酔っ払っていて話にならない。
猛烈にお腹が痛くなって目が覚めた。
お腹が痛いのは夢じゃなかった。
...
黄緑色に発光している 冷たき森
風の渡る微かな音と 鳥の声を聴く
他の音は何一つ聴こえない
わたしはガラス越しにその世界を観察し
音を立てないよう じっと存在している
目の前には淹れたての珈琲がある
10分経っても
10時間経っても
10年経っても
この珈琲は冷めないのだ
木の匂いと珈琲の香りがくるくると回転して
鼻腔の中へ吸い込まれていき
身体を巡って つま先から抜けた
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